- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

御正忌報恩講2021年01月23日 18:07

当山、御正忌報恩講勤修いたしました。


 14日昼座・夜座、15日昼座・大逮夜、16日御満座(昼)と全5座で、私がお取次させていただきました。例年であれば、前席・休憩・後席の2席ずつ計10席なのですが、今回は新型コロナ対策として、休憩を設けず1席60分ずつ計5席にしました。


 御絵伝(御伝鈔)に描かれている親鸞聖人の節目節目の時にどのような災害・疫病が流行していたかをからめながら、親鸞聖人の御生涯をしのび、最後に親鸞聖人御消息第16通を紹介させていただき、締めとしました。
 新型コロナ禍に翻弄されているなかで、この御消息第16通はまるで今の私たちに向られたお言葉のようで、有り難いことです。
南無阿弥陀仏



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