- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ
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弁当配り ― 2024年03月12日 18:43
仕事能力と人格 ― 2024年03月21日 18:47
社会心理学者の青木修次氏の論文に書かれていました。
つまり、
「仕事ができるから誠実な人だろう」とか
「仕事ができない人はダメ人間」となりがちな評価は日本社会特有だということです。
まあ、考えてみれば当たり前のことで、仕事(の能力)というのは個人を構成しているうちの一部分でしかないですし、仕事の成否がすべて本人に依存しているわけでも無いですよね。
でも、青木氏も指摘していますが、日本人は仕事関係を重視しすぎているそうです。
評価される側もそうで、「仕事でダメ出しされると人格を否定された気になる」ので、素直に失敗を認められず感情的になってしまいます。
そういったことから日本社会は「失敗を想定」したシステム作りが苦手なようで、そのせいで様々な問題が起こっています。
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