- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

見えない光が見える?!2015年02月26日 22:37

 さて、
 私たちの目で見ることができる光の波長は380nm〜780nmの範囲で、可視光とよばれている非常に狭い領域でしかありません。一方、昆虫では300〜380nmの紫外線領域を色として感じることができ、ヘビやフクロウなどの夜行性の肉食動物は可視光より波長の長い赤外線を感じているそうです。

 しかし、どうやら私たちは可視光の外にある「近赤外線」も目で捉えることができるようです。
 波長でいうと1000nm前後の電磁波で、「白や緑、またはその他の色」として見ることができるそうです。もっとも、波長が長くなるとエネルギー量が減るので、他の可視光が存在しない状態でないと認識できないみたいです。

 もしかして、
 夜の墓地のヒトダマとか、誰もいないはずの暗い部屋に「人影がっ!!!」というのは、近赤外線を見ているのかもしれません・・・

参考文献
 natureダイジェスト、第12巻、第2号、p5(2015)