- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ
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呉軍港「この世界の片隅に」スペシャル1/3000 ― 2017年05月08日 01:13
呉軍港『この世界の片隅に』スペシャル 1/3000
太平洋戦争時の広島県呉軍港のジオラマです。
浮いているのはキットに無い「重巡青葉」
「戦艦大和」も最終型に改造してあります。
いろいろ見ていると、FUJIMIから「1/3000呉軍港キット」が販売されているのを見つけました。
「すずさんの見ていた呉軍港ができる!」
ところが、含まれている艦艇は「戦艦大和」は昭和16年の初期型だし、準主役とも言うべき「重巡青葉」が無い。でも、キットの「重巡古鷹」と「重巡高雄」を使えば「青葉」が作れそうでした。「やったー!」
巷はゴールデンウィークですが日中はお仕事ですので、せめて夜は少しぐらい遊んでも良いよね?
キットの中身です。
呉軍港専用のエッチングパーツも。
映画がヒットしたので出たのかな?
目論見にはまって買う私(笑)。
とにかく小さいです!!
しかし、プラスチックと比べれば違いは一目瞭然!
情報量が違います。
さて、キットに「重巡青葉」は無いですが、「青葉」は古鷹型の3番鑑として計画されていたので、船体が「重巡古鷹」と似ています。呉にいた改装後の「青葉」は「重巡高雄」の主砲と同じものが載せられていて、「高雄」はキットに含まれているので「青葉」が造れる!
上が「重巡高雄」下が「重巡古鷹初期型」のキット粗組。
左にあるのが1円玉(笑)。
「古鷹」を改造した「重巡青葉改装後」。船体後部を削って飛行甲板を増設し、主砲を高雄のものに変更。明るめの調色をしてアニメっぽい塗装をねらいましたが、厚塗りになったうえアニメっぽくも無い・・・。青葉だからって墨入れを青色にしたのはやりすぎか。
アンテナ、クレーン、カタパルトをエッチングパーツで
ディテールアップ。別売り(^^;)
超弩級戦艦「大和」。「世界最強」を謳っていましたが、戦術の変化に伴い2回改装されました。キットについているのは「昭和16年」の初期型です。すずさんが見るのは昭和20年第二次改装後の「最終型」というべきものですので、改造せねばなりませぬ(笑)。
最終型には甲板左右両舷に対空装備が付きまくるので、それを再現しなきゃ。ライナーをロウソクで熱して、柔らかくなったら引っ張って伸ばす。適当な大きさのところで切断して、資料を参考に船体に貼り付け。大きさがてんでバラバラで、接着位置もめちゃくちゃですが小さいので許して。
初期型(上)、第二次改装(下)、一円玉(左)
大戦艦もこの大きさ。
アンテナ、クレーン、カタパルトをエッチングパーツで
ディテールアップ。別売り(^^;)
さて、呉軍港をつくりましょう!
わかってはいましたが、これの彩色に一番手が掛かりました。ホワイト下地を吹き、これに水彩画風に塗装しようかな〜と考えました。ジオラマはリアリティだそうとしますが、やっぱり漫画から入っているので、アニメっぽくしたいなーと。
10年ぶりの「エアーブラシ」!
次の出番は何年後?
地上部をマスキングした後、瀬戸内海っぽく?緑色に。
その上にクリアーブルー。
クレーンなどへは銅色を吹きました。
陸はせっせと筆塗り。水彩画風にトライ。マンガっぽさが出てるかな〜?
「只今、入渠中」パシャッ!! いや〜楽しい!!
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