- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

アフリカ東部で奇病2011年12月09日 21:42

例えば、
九州でレアメタルの大鉱脈(レアメタルに大鉱脈なんてあるんかい?)が発見されました。
「こんな国もう嫌だー! 鉱脈あれば金には困らん。独立だっ!!」
ってなった場合、内戦になるんだろうか?

 今年(2011年)の7月9日に独立した「南スーダン」。
 スーダン軍の空爆をうけたことが、先日ニュースにもなりましたが、その南スーダンで不思議な病気が流行しているそうです。

 「頷(うなず)き症候群」と名付けられているこの奇病は、主に5〜15歳の子供がかかり、身体の成長と認知機能の発達の両方が損なわれるそうです。
 顕著な特徴としては、首を縦に何度も振る病的な「頷き発作」で、脳活動の異常によって首の筋肉の緊張が短時間失われ、頭が前に垂れるためにおこり、「うつろな目をしたまま、5〜8秒おきに断続的に首を縦に振り、3分程度続いた・・・」という具合です。
 南スーダンでは、数千人の子供がこの病気にかかっているということ。

 世界保健機関(WHO)や米国疾病対策センター(CDC)の調査団が派遣されて原因を調べているみたいですが、なかなか特定できないみたいです。継続して調査されているみたいですが・・・

参考文献
natureダイジェスト、10、p10(2011)

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