- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

不思議なクモ2012年06月07日 21:05

 さて、これ↓は何でしょう??? 松の葉???(って、題名見たらわかるか。^^;)
オナガグモ0

 蜘蛛の糸にゴミがひっかかっているようにしか 見えないのですが・・・。
 ↓先っぽが割れてきましたっ!!!
オナガグモ2

 ジャーン!! 変形(?)終了!!!  「蜘蛛」でした。
オナガグモ3

 この蜘蛛は「オナガグモ」という名前です。

 以下、事典から抜粋。

オナガグモ(Argyrodes cylindrogaster)
 クモ綱クモ目ヒメグモ科。本州中部から台湾まで分布。
 体長 3cmのうち腹部が 2.5cm以上。体色は緑色型と褐色型。
 糸を数本引いただけの簡単な条網を張り,そこに歩脚を前後に伸ばして静止している。その糸を伝ってくる別の種類のクモを専門に捕食する(きゃー!!)。6月頃雨滴のような卵を吊下げる。

 ・・・あの糸でぐるぐる巻きにされてるのは、獲物にされた蜘蛛だろうか・・・

参考文献

ブリタニカ国際大百科事典 小項目版(2011)電子版

山口別院永代経2012年06月10日 20:12

 本願寺山口別院で勤修された永代経法要にお参りしてきました。

 高速を使って片道1時間半の車の旅です。
 別院への参拝は、近隣の寺院の御門徒用に貸し切りバスを運行しており、本来なら私も引率・手伝いを兼ねてバスで行ければ良かったのですが、途中で帰らなければならなかったので・・・。

 でも、行けて良かったです。日曜日でしたので「ダメだろうな〜」と思っていましたが、尊い御縁に会わせていただきました。(半分でしたけど・・・。)

 ご先祖から絶え間なく続く命の繋がりの果てに、今の私があるわけで、生命誕生から40億年の時の流れに感謝です。まじで(笑)

油断したっ!!2012年06月14日 21:18

 御門徒宅でお勤め中、
 ・・・・
 ・・・・
 ・・・・
 ・・・・
 ・・・・
 蚊に五カ所やられましたっ(涙)

 そういう季節になりました。。。(・ω・`)

2012年06月15日 21:00

 「梅雨入りしたとたん、雨が降らなくなったネ」

 と、みんなで笑っていたら、この大雨です。

 この辺は昼過ぎから降り始めました。

 大きな被害がでなければ良いですが・・・。

茶番劇2012年06月18日 22:48

 メルヘンの国のお話です。

第一幕
 職場(議員定数)を減らすのは嫌だし、給料が減るのはもっと嫌。スポンサーには逆らえない(法人税下げなきゃ)から、消費税増税は与野党既定路線。
 でも、仕事しているふりしてないといけないからと猿芝居。
 沈みかかった役者が気を引きたくて反対してるだけ・・・

第二幕
 知事も地方自治体もお金が欲しいから稼働させたくてたまらない。でも、そうは言えないから、元首に猿芝居。
 「事故は起こりません。私が責任をもって・・・・」
 「国が担保したので(キリッ!!」

幕間
 ・・・・・
 コメ軍オス○レイ部隊指揮官
 「(事故を100%防ぐ事は不可能だっ!! あたりまえだろっ!)」

なんちゃって。。。。 つづく?!

ポアンカレ予想のドキュメンタリー2012年06月21日 20:41

 約100年わたり未解決だった「ポアンカレ予想」というものが、今世紀の始めに解決されたのですが、これについてのドキュメンタリー番組を見ました。放送自体は大分前にあったのですが、録画したまま見ていなかったのです。

 これを証明した数学者(ロシア人のグリゴリー・ペレリマン)が有名な賞の受賞を辞退して、賞金も受け取らなかったというので記憶に残っていたのです。

 ペレリマンに先立ち「ポアンカレー予想」を証明しようとしていた研究者たちの様相は、凄まじいものがありました。何かを解明しようとしたとき、そのエネルギーの反動というか反作用は恐ろしいものがあるのだなーと感じます。

 それだけのものなので、100年もの間証明されてなかったのでしょうけど・・・。

 「たくさんの仲間がポアンカレの予言通り、とんでもない場所にいってしまった。」という老数学者のコメントが印象的でした。


 しかし、伝記というかこういった人間模様を見るのは勉強になります。

雨の日の葬儀2012年06月25日 21:21

 昨日は豪雨の中でお通夜。
 今日は小雨強風の中での葬儀。
 両方とも斎苑でした。

 私は、特にお通夜は自宅の方が・・・・と思っているのですが、天気がこうだといろいろ考えます。。。
 もちろん、なにが良い悪いってものではないですけど、結果的に多くの有縁の方々が故人を偲んでお焼香できるのが一番だと私は思っています。

一蓮托生2012年06月28日 23:05

 なんか、今では(?)あんまり良くないイメージがしてしまう言葉です(^^;)、一蓮托生。

 広辞苑には、
「死後、ともに極楽に往生して、同一の蓮華に身を托すること。
 善くても悪くても行動・運命をともにすること。」 とあります。

 浄土三部経の一つ「仏説無量寿経」には、「無量寿仏の五種の智慧を疑いなく信じてさまざまな功徳を積み、まごころからその功徳をもってこの国に生まれようとするものは、ただちに七つの宝でできた蓮の花に座しておのずから生まれる。」(浄土三部経現代語版、仏説無量寿経 下巻)とあります。こういった所から、言われるようになったのでしょう。
 それが、江戸時代の「心中もの」によく使われるようになり、運命をともにするといったような意味が用いられるようになったようです。


さて、私と一蓮托生してくれる女性は・・・・????


参考文献
 辻本敬順・寄藤文平、くらしの仏教語豆事典(上)、本願寺出版社(2008)
 中村 元、広説佛教語大辞典、東京書籍
 広辞苑第六版、岩波書店
 浄土真宗聖典 浄土三部経<現代語版>、本願寺出版社(2006)