- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ
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天変地異の前触れ!! ― 2012年09月03日 22:15
通常は十年~二十年育つところ、僅か一年目にして花を咲かせた竜舌蘭。
一生に一度しか咲かず、花をつけた株は枯れゆく運命にある竜舌蘭・・・
もしかしたら、この竜舌蘭は我々にとって、何か重大なことを暗示しているのかも・・・
来年を待たず、一年で花をつけた竜舌蘭。。。来年はこない??? まさかっ!!!
この竜舌蘭の花は、今年で地球が滅亡することを予知しているのではっっ??!!!
なんちゃって~
どう? 緊迫感あった?
私たちは特別な物に目がいきがちで、それについていろいろ理由付けしてしまいます。
この一年目に花が咲いた奇異にみえる竜舌蘭も、メキシコで竜舌蘭畑を営んでる人達に言わせれば、
「そんなの珍しくも何ともないよっ! アミーゴ!!」
と笑われるかもしれません。
つい自分の持っている情報が全てだと思い込んでしまっているので、それに当てはまらないことが起きると「変」な気がしてしまいます。それについての情報を持っている人から見れば、そんなことを思っている私の方が「変」なのです。
しかし、「自分中心の考え」というのは簡単に気付くことはできませんし、それを避けることはとても難しいことです。
だからといって、諦めたり開き直ったりすること無く、
「おっと、今、自己中じゃなかったかー?」
と、自分に問いかける余裕を持ちながら、日々過ごしていきたいものです。
ところで、今回は物語を作りまたしが(おいっ!?)、竜舌蘭が一年目で咲くことは珍しいのか珍しくないのか、誰か教えて下さい・・・^^;
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