- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

報恩講終わりました2015年01月16日 22:02

 親鸞聖人のご命日(新暦1月16日)にちなんで、親鸞聖人のお徳を偲ぶ「報恩講」。
 「報恩講はご本山(京都西本願寺)で」と言われているにもかかわらず、敎相寺は決まって1月14、15、16日が法要です。法話は住職(私)の手勤めで、ヒルヨルヒルヨルヒルの5席です。

 時期的にすごく寒くなることが多くて、「敎相寺の報恩講は寒いっ!!!」と言われているのですが、今年はあまり寒くはなりませんでした。でも、風が非常に強かったです。温暖化の影響?

 お供え物はこんな具合です。お華束(「けそく」と読みます。お餅のお供え物)用の餅つきから始まり、何日もかけて準備をしていただきました。
敎相寺お華束


 今までは外回りのお飾りはなかったのですが、継職法要に合わせていろいろ揃えましたので、今回は賑やかな感じでできました。
敎相寺報恩講