- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

広島に原爆が落とされた日(昨日)2013年08月07日 22:59

 昨日は広島に原爆が落とされた日でした。

 夕方(ほとんど夜)には近くの地区で法要が行われました。地区の住人からは「じょう」(たぶん「方丈(四畳半の部屋)」の「丈」だと思われる)と呼ばれている小屋に阿弥陀如来像が安置されていて、その前で「仏説阿弥陀経」をお勤めします。
 その後、法話をするのですが、暑い日が続いているので幽霊ネタで涼んで(?)いただきました。


 時期柄もあるのでしょうが、皆さん戦争の話をよくされます。実際に経験された当時の様子は生々しく、強く心に訴えかけるものがあります。海軍の話、陸軍の話、大陸からの脱出の話、隣の市で飛来した米軍機(沿岸の海軍施設などを攻撃しにくる)に銃撃された話、シベリアの収容所での話・・・。

 戦争の恐ろしさを伝える忘れてはいけない記憶の数々です。

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