- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

食の安全2014年07月23日 22:55

 改めて言うまでもなく、
 私達の身体というのは食事で得た「成分」によって成り立っているので、食べ物に「どの成分が、どれだけ入っているか?」というのが重要になります。
 よく言われる、「スーパーで買ってきた野菜と、家の畑で取れたばっかりの野菜とは味が違う。」ということは、成分的に違いがあるということです。

 海を越えてやってくるということは、いろいろな処理が施されていないと無理です。ポストハーベスト(収穫後の薬品処理)の問題。「食品添加物は身体に悪い」というのは「デマ」で、科学的根拠はない(例えば、NOAEL;No Observed Adverse Effect Level無有害性影響量 以下だから大丈夫とか)と主張されたりもするけど、本当に影響してないかというのは誰にもわからないでしょう。

 もっと「食」に気をつけなければなんですけど、「農業は儲からない」ことになってしまっているから・・・

コメント

_ hukuremikan ― 2014年07月24日 08:29

同感ですね。嘗て保健所で食品監視もやりましたが・・・。食品の表示関係等でもかなり進歩しましたが。行政からの隅々までの監視も中々ですね。水際作戦等と言っても数が多すぎて手が回らないでしょう。自家製が一番安心ですね。値段が高くや形は悪くても安心な物の求められる時代が来ると思うのですが。ところで土曜の丑の日のうなぎ食べるとしたら国産ですか中国産ですか?、そう言うあなたはと聞かれれると、我が家はウナギを食べないで刺身盛り合わせにしますと答えています。

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