- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ
2月です ― 2018年02月01日 23:05
2月になったことですし(?)、年末に録画しておいたNHK『クラシック倶楽部 西村朗 室内オペラ“バガヴァッド・ギーター”』を見ました。
『バガヴァッド・ギーター』は古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』に含まれている詩で、「ギーター」に漢字を当てたのが仏典にもでてくる「偈」です。もともと別のものだったのが『マハーバーラタ』の一部として取り込まれ、それがまた書物として取り出され、ヒンドゥー教の聖典になっているそうです。
『バガヴァッド・ギーター』は対話形式で「解脱にいたる道」が説かれていて、仏教との比較などでよく出てくるので、名前だけは目にしていました。通して読んだことはないのですが、今回オペラを見たので、
「もう バガヴァッド・ギーター聖典を読んだも同然!」(と、町田さわ子のように言ってみる。笑)
写真は学研「ヒンドゥー教の本」(1995)から切り抜き。
男性vs女性 ― 2018年02月05日 22:55
「実験者の性別がケタミンの作用を左右する?!」
マウスにケタミンを投与する実験で、投与者が男性の場合にだけ、マウスに抗うつ作用が見られることが報告された。
だそうです。論文では「男性のにおい」が関係するということです。
ふ〜む・・・
男性の着たTシャツを置いて、女性研究者がケタミン投与したら、効果が見られたそうです。男性のにおいったって、個人差大きいでしょうし、信じ難いです。
今まで、同じような実験で、女性実験者でも効果が出ているという論文は何本もあるそうです。
しかし、今後は論文に実験者の性別が明記されるようになるのかな?
参考文献
Natureダイジェスト、Vol.15、No.1、p5(2018)
低温やけど ― 2018年02月08日 22:58
こたつのスイッチを入れて、早く温めようと思い最大出力にしたのですが、そのまま眠ってしまいました。「熱つっっ!?」と目が覚めたのですが、こんなことに。。。
軽い「低温やけど」しちゃいました。
焦げてるように見えるのは、実際は炎症後の色素沈着と表皮を痛めて角質が荒れているためで、もう数日たっています。当初は赤くヒリヒリしていて嫌な感じでした。
軽くて良かった。
お弁当配り ― 2018年02月13日 18:54
毎月恒例、独り暮らし高齢者お弁当サービスの配達お手伝い。でしたが、葬儀が入ったため妹に行ってもらいました。
カメラを持っていくのを忘れたそうで、途中で家によって車でチラシを記録してくれました。(私のにはチラシがないんです。)
向かって右が男雛なので、京都風ですね!?
女雛の目が「キラキラ」しています。今風ですね!(笑)
向かって左が男雛は関東風。京都風の方が古い形だそうです。なぜ、逆の関東風ができたかは、はっきりとした記録は残ってないようです。
偶然の一致? ― 2018年02月14日 17:50
電子書籍で『火の鳥』のカラー版を購入して読んでいたら、何か見覚えが・・・
『御絵伝』の「九卿僉議(きゅうけいせんぎ)」の段に似ている・・・
内裏のシーンではポピュラーな構図なのかしら?と思って調べましたが、いまいち良く分かりません。
偶然の一致?
ポスター用イラスト ― 2018年02月18日 17:51
今回の法語ポスター用イラストは、親鸞聖人像模写シリーズ「信州善光寺編」です。(勝手にシリーズ化。^^;)
数年前にお参りしたときに撮った写真をもとに、今回はちょっとPOPな?配色にしました。前回、渋い配色にしたらコピーで色が潰れてしまったので・・・
『信州善光寺は一光三尊阿弥陀如来像を本尊とする約1400年の歴史をもつ寺院で、親鸞聖人が越後から関東に赴く際に立ち寄った場所とされています。
本堂の正面には、華瓶に生けられた一本の松があります。これは、聖人が参拝された際に奉納されたと伝えられ、「親鸞聖人お花松」と呼ばれています。』(真宗教団連合ホームページより)
今日は、年に一度の
高齢者全員お弁当(無料)配食サービス!
の日でした。毎月のと違って一人暮らしじゃない方々も対象です(対象年齢は高くなっていますが)。人数は普段の約3倍! 調理担当も配達担当も増員の大仕事でした!何週間も前から準備。
私はギリギリまでお勤めがあったので、僧形での配達手伝い。^^
私も美味しくいただきました!
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