- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

無常の世界、明日は・・・?2010年06月01日 22:42

 研究所に勤めているときは、「明日できる事は、明日やる」って密かに思っていたのですが、こちらの世界に戻って来て、「明日をも知れない命」という事を痛感させられています。
 何十年も生きて行く算段をしながらも、「明日をも知れない今日」を生きる。難しい事ですが、それがこの世界の現実です。

町のシンボル2010年06月02日 22:19

 町のシンボル、風車の「くるる」。さて、この写真には町にある全ての「くるる」が写っていますが、全部で何基あるでしょうか?

答えは、3日後!!(・・・・・)

答え2010年06月05日 23:16

 答えは、「7」です。
 町内で全部見えるところがなかなかないのです・・・。^^;

おっと2010年06月06日 23:53

 あやうく落とす所でした。(何を?)
 今日も朝早くから、夜遅くまで長い一日でした。二日間ほど夢を見ていたのですが、一気に娑婆世界に引き戻されました。
 自分の都合で周りを見ることは、眼を閉じているに等しい。諸行無常・諸法無我の世界をありのままに見つめて、受け入れる。これが仏の教え。    難しいけどね。

本がたまってきた・・・2010年06月07日 23:39

 買ったは良いが、読んでいない本がたまってきてしまった。印をつけながら最後まで読み通した後、カラー付箋を付けていくもんだから時間がかかって・・・。しかも、重要度の判断があまく(?)、付箋だらけで本がハリネズミみたいになってる・・・。
 前に、iPadは興味ないと書いたけど、電子書籍なら本文検索が簡単にできるのかな? それだと良いな〜。私の記憶量(というか基礎知識?)が増えて、本がハリネズミにならなくなるのと、電子書籍が充実するのとどっちが早いだろうか???
 しかし、かつてハードディスクのクラッシュにより、涙目でレポートを出しに行ったトラウマ(?)持ちの私としては、電子データだけというのは心もとないんだよね。。

奇兵隊、ですか2010年06月08日 23:41

 新しい首相は山口県出身(政治活動的には全く縁がないけど)ということで「奇兵隊」内閣なんだって。確かに大臣の顔ぶれを見ると、「非正規」と思える方もいらっしゃるので「奇兵」なんでしょう(笑)。
 まあ、今や誰だって大臣が(首相も)できるわけだけど、高い能力を持っていなくて良いから(どんな能力が必要なのかわからないけど・・・金策?)、国民に迷惑をかけない人を選んでほしい。

 さて、「奇兵隊」なんていうと、何か外側に敵がいて、それと戦うような感じがするけど、往々にして問題は内にありますから。「自分は正しい」なんて思ってるのに限って「ろくでもない」のは、いつの時代もどの分野でも一緒ですね。
 私も気を付けよう!!・・・・・

脱サボリぐせ2010年06月09日 23:33

 前にも書いたけど、飽きっぽい性格(&サボリ癖)をどうにかしようと、家にいるときは1行でも良いからブログ書く!!と思っているけど・・・
 1日40時間ぐらいあれば良いのに。それか眠らなくても良い体質になるとか。。。あっ、体が2つあるのが一番いいな!!
 って、不毛な妄想はやめて、もう一仕事しなきゃっ!

五悪2010年06月10日 23:34

 浄土真宗の根本経典である 「仏説無量寿経」(略して大経)の下巻に「五つの悪」が語られています。その第五番目を抜粋して引用してみます(少し長いですが)。

 「第五の悪とは次のようである。世間の人々は、おこたりなまけてばかりいて、善い行いをし、身を慎み、自分の仕事に励もうとはいっこうにせず、一家は飢えと寒さに困り果てる。親が諭しても、かえって目を怒らせ、言葉もあらく口答えをする。その逆らう様子はまるでかたきを相手にするようであって、こんな子ならむしろいない方がいいと思われるくらいである。」

 「そうして勝手気ままに振舞い、自分の愚かさは省みずに人と衝突する。相手の気持ちを考える事なく、無理に人を押さえつけようとし、人が善い事をするのを見てはねたんで憎み、義理もなければ礼儀もなく、我が身を省みず、人にはばかるところがない。それでいて自分は正しいものとうぬぼれているのであるから、戒め諭すこともできない。親兄弟や妻子など、一家の暮らしむきがどうあろうと、そんなことには少しも気を配らない。親の恩を思わず、師や友への義理もわきまえない。」

 「このような世間の人々の心はみな同じである。道理が分からず愚かでありながら、自分は智慧(ちえ)が有ると思っているのであって、人がどこからこの世に生まれてきたか、死ねばどこへ行くかということを知らない。また思いやりに欠け、人のいうことにも耳を貸さない。」

 う〜ん、今も昔も似たようなもんですね。と言いますか、人間は本質的に全く進歩していないんだなって気がします・・・・・。・・・・・・・・。

参考文献
 浄土真宗教学研究所、浄土真宗聖典 浄土三部経 現代語版、本願寺出版社(1996)

宮崎が2010年06月11日 23:36

 ご存知の通り、口蹄疫でたいへんなことになってます。ニュースを見ていると、ついつい悪い方へ悪い方へ考えがいってしまいます。
 見えないモノと先の見えない戦い・・・。この損害を回復するために、何年かかるのだろう。。。

ミスった2010年06月12日 22:51

 法務と関係ないところで、大失敗をしてしまった。とりあえす、話のネタにできる程度に収まったので良かったけど。。。まあ、こんな体験をする人も、今時ほとんどいないだろうなあ。
 薪の上に眠って、胆を嘗めて、今日の失敗を忘れないようにしなければ・・・。まだ、目に見えるものが残っているので、当分忘れないだろうけど。
 と言っても、だんだん注意が散漫になっていくんだろうな。忘れる事は人間が生きて行く為には必要な事、とも言われるけど、そこで開き直ってはだめだ。
 とにかく、失敗しないような対策をすぐとろう。