- ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。よどみに浮かぶ水泡(うたかた)は、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある、人と栖(すみか)と、またかくのごとし。-『方丈記』より
 関東にある企業の研究所に勤めた後、山口にある実家のお寺に僧侶として戻ってきた筆者のブログ

nest2010年09月01日 22:53

 さて、私の寝床はお寺から車で5分くらいのアパートです。我ながら「それ、どうなの?」って思いますが、片付けスペース確保&生活にメリハリがついて良いかも&新たに物置のスペース確保(おいっ^^;)と一石三鳥!!!みたいなー(笑)
 しかーし、時間がなくて寝具を運べてないのでまだ「寝床」になっていません。明日は運べる予定なので、夜はそっち(かっこつけてネストって呼んじゃおう)で寝る生活が始められそうです。どんな具合かな〜。
 それにしても、毎日「通勤」しようと考えるなんて、サラリーマン癖が抜けてないな〜。。。休日ゼロですが^^;

夏風邪ひいちゃいました2010年09月02日 23:30

 鼻水が止まりません。昼と夜の気温のギャップが大きくなりましたね。皆さん、気を付けて!!・・・

虫の声2010年09月03日 22:54

 この時間、外の虫の声が良く聞こえます。こうしていると「秋だな〜」って気がしますが、空調を落とすとじっとり汗ばんでくるぐらいで、まだまだ涼しくなりませんね。
 夏風邪の方はすっかり良くなったみたいだけど、もしかして鼻水がとまらなかったのはアレルギーだったかしら?ハウスダストの。朝から部屋の掃除したからかな。ついうっかりマスクをせずにドタバタしてしまいました・・・。
 部屋から荷物を出すときに通っていた縁側を踏み抜いてしまいました。重さに耐えきれなかったか・・・。幸い怪我はなかったけど、そうとうがたがきてるな〜。。。

愚痴 三毒その12010年09月04日 23:12

「愚痴」を広辞苑で引くと、
 1.〔仏〕理非の区別のつかないおろかさ。
 2. 言っても仕方のないことを言って嘆くこと。また、その言葉。
と、載っています。「愚痴」も仏教由来の言葉です。

 仏教では煩悩の中でも強力なもの3つを「三毒」と言いますが、そのうちの一つが「愚痴」です。(他の二つは次の機会に)
 今では上記2の用法がほとんどですが、「愚痴」とは「愚かな事。愚かで迷っている事。(大智度論)」ということです。もっとも「 通俗には、心愚かなため、言っても効果のない事を並べたてるのを、愚痴をこぼす、という。」ことが「倶舎論」という古いインドの文献に記述されているそうなので、相当昔から皆さん愚痴ってばかりだったのでしょう(笑)。さすが「三毒」。

 さて、現代においても生まれてこのかた、愚痴をこぼしたことのないという人はいないでしょう(いるかな?? いや、いないよね・・・)。天気などの身の回りのことや他人のこと等、自分以外が対象になることもあれば、自分自身に愚痴をこぼすこともあるでしょう。しかし大抵「言ってもしょうがないケド・・・」って分かっているのに、つい口をついて出てしまいますよね。これが煩悩の煩悩たる所以でしょう。まあそれで、ストレスが発散された気にならないことも無いですが、新たな愚痴のもとになることも少なからずありますよね。
 愚痴をこぼすことをやめることは、そう簡単にはできないでしょうけど、そのときは「私の方が愚かで迷ってるのかな〜?」と思ってみると、また違った見方ができるかもしれませんよ。

参考文献 
辻本敬順、仏教用語豆辞典100、本願寺出版社
広辞苑第六版、岩波書店
中村 元、広説佛教語大辞典、東京書籍

オーバーヒート22010年09月05日 22:34

 外を歩いていたら、近くの木から蝉が飛び出して来て、私の胸にぶつかって飛び去って行きました。
 「あれが暗殺者だったら死んでたな〜・・・」と思わず独り言。って何ーッ?!?!?!

久しぶり2010年09月06日 21:53

 お〜、久しぶりに雨が降っている。明日も雨の予報だけど、午前中は小休止してほしいな。なぜかというと久しぶりに時間に余裕があるので、お寺の周りの片付けをしたくて。
 でも、畑をやってる方にとては、もっと雨は降ってほしいですよね。畑がカチカチだというお話でしたので。
 なかなか、バッチリ上手くいかないのが世の中です。

世代だから・・・というか、オ○ク?2010年09月08日 21:46

 アニメを見ていて声優がだいたい分かるのは、日本人として当然だけど(???)、声優の名前を見て本人の顔が思い浮かぶのは、ちょっとまずい領域か(!!!)

油断大敵2010年09月09日 21:56

 誰も見てないからと思って、気を抜き過ぎじゃない!!(笑)


ため息2010年09月10日 22:12

 さて、愚痴と一緒に、ため息も「生涯の供」みたいになっている人も多いのではないでしょうか? 私もそうです。^^;

 ヒトには血液中の成分変化をとらえるセンサーが備わっていて、頸動脈(首のところ)にセンサーの一つである「頸動脈小体」と呼ばれる器官があります。この極小さな(米粒の4分の1くらい)器官にある「化学受容性ニューロン」という神経繊維が、血液中のpHと酸素ガス量の微量変動を常に監視しているそうです。
「暗い気分でものごとを考えこんでいるときは呼吸が浅く回数も少なくなりがちで、そのため動脈血中の酸素量が不足気味となり、炭酸の蓄積とともに血液のpHが酸性に傾くようになります。このようなとき頸動脈小体からの神経信号が呼吸中枢を刺激し、無意識のうちにため息という形式での深呼吸が出る」ということです(参考文献より引用)。

 と言う事は、ため息は我慢しちゃダメなんですね。酸欠になっちゃう(笑)。もっとも、「無意識」のうちに出るものなので、制御しようがないけど・・・。それより、ため息の原因になっているモノをなんとかすれば良いんじゃ?・・・って、それができりゃー苦労しませんよね。

参考文献
山内昭雄・鮎川武二、感覚の地図帳、講談社(2001)

夏の写真集12010年09月11日 23:19

 「変なバッタがいる!!!」と思って良く見ると・・・カマキリのお食事中でした。最初、カマキリは保護色で全く見えませんでした。バッタも分からなかったんだろうな。。。
 残酷?? でも、これが自然の姿です。